
Latest posts by 筆者たかまさ (see all)
- 運転マナーが悪いとされる県は?ドライブ前に要チェック、地域の走り文化 - 2025年6月22日
- 希望ナンバーが思いつかない!選び方や成功事例を紹介 - 2025年4月12日
- 車における座席マナー!3人乗車時の適切な配置とは - 2025年3月6日
そのままでも問題がない場合は?
夏場などにエアコンで冷房を使用中または使用後には、助手席の下側あたりに液体がポタポタと落ちて、湿度や外気温によっては水たまりになっていることがあります。 さわった際にべとつき感もない無色透明で無臭な液体であれば、冷却することによって発生した水がエンジンルームからドレンホースを通じて、助手席の下側に落ちたものですので、車の異常ではなく正常な状態です。 逆に冷房使用時に以前は水が落ちてきたのに、まったく落ちてこなくなった場合には、ドレンホースの詰まりやねじれなども考えられ、車内に水が漏れでしてしまう可能性もありますので、修理工場などで点検してもらいましょう。 次に、マフラーの先端から無色透明な液体が落ちてくる場合ですが、ガソリンを燃焼させる際に発生した水蒸気が冷やされて、マフラーから水として排出されたものですので、こちらも異常ではなく正常な状態です。 特に冬場など気温が低い場合には、エンジンの始動後しばらくはエンジンが暖まるまで、水が大量に排出されることもあります。エンジンルーム付近の液体漏れは要注意です!
フロントグリルの下付近に液体が漏れている場合
フロントにエンジンを積んだ車で、フロントグリル付近の下側に色が付いた液体が漏れていた場合、エンジンの冷却水が漏れていることが考えられます。 飛び石や経年劣化などが原因でラジエーター本体が破損して穴があいてしまった、ラジエーターホースの劣化によるひび割れなどが原因です。 漏れている冷却水が少量の場合は、「ラジエーターの漏れ止め剤」を使用することも可能(輸入車には使用できないものもあります)ですが、あくまでも応急措置ですので早急に修理工場でみてもらいましょう。 大量に漏れている場合はオーバーヒートを起こしてエンジンを破損させる恐れがありますので、自走しないでレッカー車などで修理工場へ搬送することが必要です。 なおエンジンの冷却水には他のものと見分けが付きやすいように、赤色や青色、緑色などの着色がされていますので、見た目で他のものと判別が簡単にできます。エンジン真下付近の液体漏れはエンジンオイルが漏れていることも
エンジン下の地面や路面等が濡れていて、虹色に光っていたら、オイル漏れの可能性が高いです。
エンジンルームの下部以外の箇所での液体漏れについて
最も危険なガソリン漏れ、エンジン停止と火気厳禁が必須です
ガソリンはタンクからエンジンまでつなぐホースなどから漏れることが多いので、エンジンルーム下部だけでなく、ホイールハウス付近や座席下付近など漏れる可能性がある場所としては広範囲にわたります。 他の液体に比べて強烈な臭いがするのと指で触るとすぐに揮発することなどから判別できますが、静電気でも着火するほど引火性が強いのでたいへん危険です。自走させることは火災につながりますので、すぐにエンジンを停止してキーを抜き、タバコなどを吸わないようにして、ロードサービスの指示と救援を受けましょう。タイヤ付近の液体漏れはブレーキフルードの可能性が高い
タイヤの裏側付近に、濃い茶色や黒色をした液体が漏れている場合には、ブレーキフルードが漏れている可能性が高いといえます。 ブレーキフルードが漏れて少なくなってくると、ブレーキペダルの踏み込みが深くなり、ブレーキの効きも悪くなりますので、事故に直結する恐れもあり危険です。 自走せずにレッカー車などで、修理工場へ搬送してもらいましょう。まとめ
今回は車体の下に液体が漏れている場合、車に異常があるのか正常なのか、また漏れている液体の正体を判別する方法を解説いたしました。 車体下部への液体漏れは、本文で解説しましたようにエアコンの水とマフラー先端からの水を除いて、車のどこかに異常があることがおわかりいただけたかと思います。 車のトラブルでせっかくのお出掛けが台無しにならないように、日頃からの点検を行っておきたいものですね。 【参考】 ● オイルパンとは。オイル漏れの原因や交換|チューリッヒ【サイト監修者】
Latest posts by Tomoki (see all)