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過去にJAFが行ったアンケート結果では
JAFが全国の18歳以上のユーザー3,000名に行った、後部座席シートベルトに関するアンケートでは、運転席や助手席の前席に座った際に、シートベルトを「必ず着用している」と回答した人は、全体の86.7%にとどまりました。 また、「だいたい着用している」と回答した人は6.5%となっており、合わせて93.2%の人が着用していると回答しています。 次に一般道で後部座席に座った際の着用については、「必ずしている」が32.6%、「だいたい着用している」が21.8%となっており、合わせて54.4%にとどまりました。 後部座席のシートベルトを着用する理由としては、「着用の義務があるから」が最も多く67.4%、「着用しないと危険を感じる」が60.4%、「習慣化している」が32%で続いています。一般道でのシートベルト着用状況
全国での着用率は前席と後席で大きな差があった
今回のJAFと警察庁との合同調査では、軽自動車、小型自動車、普通自動車(貨物車を除く)を対象に行われましたが、全国の一般道でのシートベルト着用率は運転席で99.1%、助手席同乗者で96.9%と高い着用率を示したものの、後部座席同乗者の着用率は42.9%と、半数にも満たないことが判明しました。 後部座席でのシートベルトが義務化された2008年の調査では、30.8%でしたが、未だに着用率は低いといわざるを得ません。都道府県別では、岐阜県が着用率トップに
都道府県別で後部座席乗員の着用率をみてみると、岐阜県が64.9%ともっとも高く、次いで群馬県の61.1%、山梨県が60.4%と続いていますが、60%を超えていたのは上位3県のみとなりました。 逆に着用率がもっとも低かったのは沖縄県で13.2%、次いで佐賀県の26.8%、福岡県が27.6%となっており、東日本よりも西日本の都道府県の方が低い傾向がみられます。「MOTA車買取」のデメリットについて
高速道路でのシートベルト着用状況
高速道路では後席での着用率も上昇
全国の高速道路でのシートベルト着用率は、運転席が99.6%、助手席同乗者で98.7%、後部座席同乗者は78.0%と、いずれの座席でも一般道に比べて着用率は高くなっています。 とくに後部座席同乗者では約35%も着用率が高くなっていますが、一般道では違反点数がつかないものの、高速道路では1点と罰則規定が違う点と、高速走行での事故時の安全性を考慮されたことが、着用率の違いの理由として考えられるようです。都道県別では、埼玉県が着用率トップに
都道府県別で後部座席乗員の着用率をみてみると、埼玉県が92.9%で最も高く、次いで鳥取県の92.4%、島根県が92.1%で続き、上位3県がいずれも90%を超える高い着用率となりました。 一方で着用率が低かったのは、沖縄県で46.8%と最も低く、次いで大阪府の52.3%、京都府が62.9%と続いています。 このように高速道路での着用率も、都道府県によって大きな差があるようです。まとめ
今回はJAFと警察庁が合同で行った「シートベルト着用状況全国調査(2022)」の結果を中心に、過去のアンケート結果も含めて紹介いたしました。国土交通省の調査によると、シートベルト非着用者の死亡率は、着用者の14倍にものぼるそうです。同乗者の安全を守ることはドライバーの義務になりますので、後部座席も含めてシートベルト着用を徹底したいものです。 【参考】 ● JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「シートベルト着用状況全国調査(2022)」【サイト監修者】
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