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車は乗らずにいても色々と手間や問題が発生
維持管理費や手間について
乗らない期間の長短によって維持費が異なりますが、仮に1年以上間乗らない場合は、駐車場費用はもちろんのこと、税金や車検、保険にかかる費用も無視できなくなります。 また車内のカビ、バッテリー上がり、タイヤのゴムやガソリン・オイルの劣化などにも留意しなければなりません。 加えて、乗らない期間が長くなればなるほど、「車両盗難」や「いたずら」などに関しても心配です。車自体の価値もどんどん低下
何よりも、一定期間乗らない車であっても、時間の経過とともに車そのものの価値が、どんどん下がってしまいます。 車種によっては、今現在の価値と、数週間後の価値では、大きく異なってしまうケースも珍しくありません。 最悪なのは、何となくズルズルと乗らず置いておき、一定期間が過ぎてから「やっぱり乗らないから手放そう」と判断することです。しばらく乗らない車は無料査定を受けて売った方が得なケースも
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しばらく乗らないと起こる具体的な問題とその対策
長期間車に乗らないことで起こる問題は口を揃えてバッテリー上がり、タイヤの劣化、車内湿度の上昇によるカビ発生などを挙げます。 しかし放置する環境、車の種類などにより、具体的な問題はさまざまです。 それぞれに対して具体的な対策方法を考慮することで問題を最小限に抑えられます。バッテリーが上がる原因と対策
バッテリーはエンジンを始動させたらり、各種装置を正常に作動させるための重要な装備です。 しかし、バッテリーは車を長期間使用しないと「上がる」状態になります。バッテリーが上がるとは、電圧が著しく低下し、エンジンが始動できない状態を指します。 しばらく乗らない車においてバッテリーが上がる原因として最も可能性が高いのは「自己放電(自然放電)」です。 車が動いていないときでもバッテリーはかすかに電気を消耗する自己放電が起こります。そして長期間車を使用しないと、その微弱な自己放電が特に目立つようになります。つまり、車を使用しないだけでバッテリーは徐々に消耗し、電力を失うわけです。 しかし、自己放電の影響を防ぐ方法はいくつか存在します。 ベストな方法は「バッテリーの液面チェック及び定期的なエンジン始動」です。 バッテリーの液面チェックは、液面が低下していないか確認、発生態が低下している場合はただちに蒸留水を足しましょう。 また、エンジンを定期的に15分間以上始動することでも自己放電を防げます。 バッテリーの液面チェックは特に自動車の保守に必要な作業ですが、中にはメンテナンスフリーのバッテリーもあります。 こうしたバッテリーなら液面チェックの手間が要りませんが、定期的な充電は必要です。 また、しばらく乗らない場合は「バッテリーの接続を外すこと」も考慮に入れましょう。接続を外すことで電力の流出を防げます。 ただし、バッテリー端子を外した場合、車の電子機器の設定が初期化されることがあるので注意が必要です。 バッテリーの接続を外す場合は、取扱説明書を閲覧し必要に応じて専門家の助けを借りましょう。タイヤの劣化と空気圧の低下
車にしばらく乗らないとタイヤも確実に劣化が進みます。タイヤの劣化が進むと、車の安全性が大幅に低下し、突然のバーストなど事故を引き起こす可能性が高まるので要注意です。 タイヤ劣化の大きな要因としては、空気圧の低下が挙げられます。 空気圧が下がると、走行中のタイヤの接地面積が増えてタイヤが摩耗しやすくなります。また、空気圧が下がったまま長期間放置するとタイヤの変形が生じ、走行性能や乗り心地、燃費などにも影響を及ぼします。 その他、偏摩耗や耐久性の低下なども起こり、更に進行するとパンクやタイヤバーストの危険性も高くなります。 したがって、しばらく乗っていなかった車を動かす時には細心の注意が必要です。色々と事情があるかと思いますが、そのままいきなり高速道路に向かう等は避けた方が良いです。 対策方法として、定期的にタイヤの空気圧を点検し、ニーズがあれば空気を足す必要があります。 それにより、タイヤの寿命を延ばし、安全性を確保できます。また、長期間の放置による変形を防ぐためには、定期的に少しだけでも良いので車を前後に動かし、タイヤの位置を変えることも有効です。 さらに、タイヤは紫外線やオゾンなどの影響で劣化しやすいため、日当たりの良い場所やオゾン策源が多い場所での長期間の放置は避けるべきです。 ガレージなど日に当てない場所へ移動させること、またはタイヤカバーを使用して紫外線から保護することも劣化防止に役立ちます。車内の湿気とカビ対策
しばらく車に乗らないでいると、車内が湿ってカビなどが発生する可能性があります。 カビは見た目の問題だけでなく、健康被害を引き起こすこともあるので特に注意が必要です。 カビや湿気を防ぐには、乾燥剤をカーショップなどで購入して置くと良いでしょう。 「エアコンの結露」が原因でカビが発生する恐れもあります。この結露が長期間車内にあると、カビの繁殖につながります。したがって、エアコンを適度に使用し、車内を換気することが重要です。 また、定期的な洗車や、内外装の手入れも湿気やカビの対策となります。しばらく乗らない車の売却と廃車について
しばらく乗る予定のない車をどうするか、迷いますよね。 売却すれば、さらなる維持費を抑えつつ資産として利用することもできますし、廃車にすれば邪魔な存在から解放されます。 査定や廃車手続き、さらには買取についてのポイントをご紹介しましょう。車の査定と買取について
車の査定とは、車の現状や走行距離、年式などを考慮し、その車が今市場でどれくらいの価格で取引されているかを評価することです。 多くの場合、車の査定は専門の査定士が行います。車の査定額はその車がどれだけ状態が良いか、またその車の需要と供給のバランスにより左右されます。 車の買取は、筆者の経験から同時に複数の業者の査定を簡単に入手できる「車一括査定サービス」を活用するのが、簡単で最も高く買取ってもらえる業者に出会う可能性が高まります。 冒頭で紹介した「MOTA車買取」を使うのが安心安全です。 理由は、実車を確認しなくてもオンラインのみで翌日18時には最大20社の査定額が分かり、査定後であっても無料でキャンセルできるからです。
車の廃車手続きと費用について
乗らなくなった車を廃車にする場合、適切な手続きが必要となります。まず、自動車税の納税証明や車検証など必要な書類を揃え、最寄りの運輸支局に廃車の届出を行います。 なお、廃車手続きに関する費用は、自動車リサイクル法に基づき、リサイクル料金が必要となります。リサイクル料金は車種や重量により異なります。その他に、廃車に関する手数料や引取り業者への料金も発生します。 廃車レベルの車であっても価格がつくときもあります。廃車でも買取りをしてくれるカービューを活用してみましょうしばらく乗らないでいた車の運転再開方法
しばらく乗っていない、動かしていない車を再び運転するに当たっては、特別な注意点があります。 それが車検の有効期限の確認や自動車保険の見直しなどの手続き的な側面だけでなく、自身で行なう車両のチェック、そして久々の運転で起こり得るトラブルへの対応です。車検と自動車保険の点検・更新
車を長期間使用しなかった場合、最初に確認するべきは車検と自動車保険です。 車検証を見て有効期限が過ぎていないか、確認しましょう。 もし車検が切れていた場合、公道を走行すること自体が違法になりますので、車検を通す必要があります。 自動車保険も同様に重要です。保険の有効期限を確認し、更新が必要であれば迅速に手続きを済ませましょう。 万が一、事故が発生したときに、無保険では充分な補償が受けられない場合もあります。 車検と自動車保険の更新は、費用がかかることもあるので、直近で車を利用する予定がない場合は、延長するかどうかの判断も必要となります。長期間乗らない車の運転再開前のチェック項目
次に、長期間放置されていた車の運転再開に際して確認すべきチェック項目について述べます。 最低限、以下の項目に注意してください。- バッテリー 最初にチェックするべきはバッテリーの状態です。エンジンが始動しない場合、バッテリー交換が必要です。
- タイヤ 車重によるタイヤの形状変化、空気圧の低下、ゴムの硬化といった問題があるため、充分な空気圧とタイヤの状態を確認してください。
- エンジンオイル 長期間放置されるとエンジンオイルが劣化します。それによりエンジンに悪影響を及ぼす可能性があるので、状態を確認し、必要に応じて交換しましょう。
- ブレーキ ブレーキパッドの摩耗はもちろんのこと、ブレーキオイルの劣化も確認が必要です。ブレーキが利かないという事故を未然に防ぐためにも、しっかりとチェックしましょう。
まとめ
以上、しばらく車に乗らない場合について色々な切り口から解説しました。 簡単にまとめると、要点は3つになると思います。- 乗らないと判断したら早めに売却するのが得
- 乗らない車でも維持管理費が必要で、時間と共に色々な部分が劣化する
- このため運転再開には細心の注意が必要
【サイト監修者】
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