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リサイクル預託金とは

リサイクル預託金について知っておきたいこと
リサイクル預託金の金額は車種によって異なる
車種によって部品に使われている素材の種類や量はさまざまなことからリサイクル費用も車種によって異なりますので、リサイクル預託金は一律ではなく車種ごとに決められています。 おおよその目安としては、軽自動車や小型車で7千円~1万6千円、普通車で1万円~1万8千円ほどですが、二輪車や大型特殊自動車、小型特殊自動車など、リサイクル預託金制度対象外の車もあります。 なお、自分の車のリサイクル料金を調べたい時には、WEBの「自動車リサイクルシステム」にて検索することが可能です。中古車として売却すればリサイクル預託金は戻ります
リサイクル預託金は車が廃車されるまでは公益財団法人自動車リサイクル促進センターに預託され、廃車となった時にリサイクル費用として使用されます。そのため車を廃車にしないで中古車として売却する際には、リサイクル預託金はユーザーに返却され、新たにその車を購入した人が再び預託する仕組みです。「リサイクル預託金は新車で購入する場合のみ」との情報が一部に出回っておりますが、これは間違いです。このようなことから、リサイクル費用は廃車にする最終なユーザーが負担する仕組みとなっています。 また、自動車リサイクル券は車を売却する際や廃車にする際に必要となりますが、紛失してしまった場合は、WEBの「自動車リサイクルシステム」内の「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷することで預託済の証明が可能です。部品のリサイクルについて

タイヤのゴムは歩道の舗装や燃料などに再利用される
車から取り外されたタイヤは中古品として再利用されることもありますが、その多くはタイヤリサイクル業者に引き取られて粉砕され、ゴムと金属に分別された後にゴムは新しいタイヤや靴などの原材料に使われるほかに、歩道の舗装材や製紙工場などで燃料として利用されています。 また金属でできたワイヤーは車や家電品などに再利用されており、タイヤのリサイクル率は90%を超えていることからも、高いリサイクル率を実現させているといえるでしょう。エアバッグはバッグなどの素材として再利用
エアバッグには火薬が使われていることから一般での再使用や転売が禁止されていますが、専門の処理業者によって火薬部分を取り除くなどの処理後に粉砕されて、本体はナイロン素材としてバッグなどに利用されています。ガラスもリサイクルされています
現代の車のフロントガラスは2枚のガラスに樹脂を挟み込んだ「合わせガラス」が使用されていますが、特殊な技術で樹脂を取り除いた後に粉砕されてカレットと呼ばれる原料となり、住宅などで断熱材として使用されるグラスウールや他のガラス製品などに利用されています。ボディは溶解されて道路などに利用
自動車のボディなど鉄などの金属でできた物は他の素材と分離された後に溶解され、製鋼再生砕石として生まれ変わり、道路や駐車場のアスファルト混合物骨材などの用途に再利用されています。 また、バンパーなどの樹脂部品は工場で処理された後に再成型されて、自動車のアンダーカバーやシートのバックボードなどの内装材に利用されているようです。まとめ:筆者「たかまさ」の考察

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