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- 確定申告が必要なケース
- 確定申告の手順
- 車の売却先
- 車を高く売るコツ
- 車の売却におすすめの一括査定
1:車の売却に確定申告が必要な3つのケース
基本的には、車を売却して得たお金に税金がかかることはありません。税金がかからないということは、もちろん確定申告の必要もないです。ただし以下3つの場合に当てはまる場合は、確定申告が必要になります。- 車の売却額が購入額を上回る場合
- 通勤以外の目的で車を使用していた場合
- 個人事業で使用していた車を売却する場合
ケース①:車の売却額が購入額を上回る場合
まず初めに確定申告が必要になるケースは、車の売却額が購入額を上回る場合です。通常、車の売却額が購入額を上回ることはほとんどありませんが、プレミアがついている場合、当時の購入額より高い金額で売れる可能性があり、この場合は確定申告が必要になります。ケース②:通勤以外の目的で車を使用していた場合
通勤目的以外で使用していた車を売却した場合は、課税の対象となり確定申告が必要になります。高級なスポーツカーやレジャー目的で購入した車などがこの場合に当てはまります。ケース③:個人事業で使用していた車を売却する場合
個人事業で事業用に車を使用していた場合も売却時に課税の対象となるので、確定申告が必要です。ただし使用している車をプライベートで使用しているか、生活に必ずしも必要か、などによって扱いは異なります。2:確定申告の手順を3STEPで解説
確定申告が必要な方は、事前に申告の手順を理解しておきましょう。この章では、確定申告の手順を以下3つのSTEPに分けて解説していきます。STEP1:必要書類を準備するSTEP2:申告書を作成するSTEP3:申告書を提出するさっそく確定申告の手順をみていきましょう。STEP1:必要書類を準備する
まず初めに、確定申告に必要な書類を準備しましょう。確定申告には以下のような書類が必要になります。- 給与所得や公的年金などの源泉徴収票
- 私的年金の支払金額がわかるもの
- 医療費の領収書など
- 社会保険料控除証明書
- 生命保険料控除証明書
- 地震保険料控除証明書
- 寄付金の受領書など
- 申告書A、またはB
- 必要に応じて分離用・損失用の申告書
- 添付書類台紙
- 付表・計算書など
STEP2:申告書を作成する
次に申告書を作成しましょう。事前に準備した書類と帳簿をもとに申告書を作成します。帳簿とは、売上や仕入、その他の経費などを記録するものです。確定申告は手書きでも作成できますが、現在は国税庁のホームページに作成コーナーがあるので、作成してプリントすれば簡単に作ることができます。また、確定申告は税理士に依頼することも可能です。STEP3:申告書を提出する
申告書を作成したら提出して完了させましょう。確定申告は、毎年2月16日〜3月15日までとなっているので、忘れないようになるべく早めに行うことを心がけましょう。提出は市役所に郵送もしくは持参、e-TAXを利用してインターネットで申告することも可能です。3:車の売却で必要になった確定申告の書き方
確定申告は書いたことがない人が多いので、非常に難しく感じてしまうかもしれません。そこで3章では、車の売却で確定申告が必要になった場合の記入の仕方をお伝えしていきます。確定申告を行うにあたってまず、譲渡所得と呼ばれる所得を計算しなければいけません。譲渡所得は、車を売却した時の所得であり、計算方法は以下の様になります。譲渡所得=譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-50万円譲渡所得を計算したら記入を行いましょう。 申告書にある所得金額の項目では、車の所有期間に応じて記入する場所が異なり、所有期間が5年以下であれば短期譲渡所得に金額を記入し、5年以上であれば長期譲渡所得に記入を行います。 どちらの場合でも基本的には「一般分」の欄に所得金額を記入します。 必要経費の項目には、売却で発生した費用や減価償却費、特別排除額の50万円を足した金額を記入し、譲渡所得は確定申告書Bにある所得金額の「総合譲渡・一時」の項目にも記入が必要です。ただし計算式からわかるように、売却額が50万円以下だった場合や譲渡益が50万円以上にならなかった場合は、課税自体がされないので確定申告は不要です。※取得費とは車の購入代金や購入手数料、設備費、改良費などを含めた金額から減価償却額を引いた金額です。※譲渡費用とは車を売るために直接かかった費用です。4:どこで売る?車の2つの売却先を紹介
初めて車の売却を行う方は、どこで売却を行えばよいかわからない方も少なくありません。そこで3章では、車の売却ができる以下2つの売却先を紹介します。- カーディーラーで売却
- 中古車販売店で売却
売却先①:買い替えを行うならカーディーラー
カーディーラーとは、特定のメーカーと契約を結んだ自動車販売店のことです。特定のメーカーしか扱っていないので、扱っているメーカーに関する知識は豊富で安心のサポートを受けることができます。ただし、ディーラーは質が良い代わりに買取の価格がどうしても低くなってしまいます。またディーラーで車を売却する場合は、買取ではなく下取りという扱いになり、売却で得たお金は、次に購入する車の補填費用として利用が可能です。ディーラーを利用すれば、売却と買い替えを同時に行うことができるので、効率を求める方にもオススメの売却先となっています。売却先②:中古車販売店は高い査定額が狙える
次に紹介するのは中古車販売店です。中古車販売店は、様々なメーカーの車を数多く取り扱っている業者です。中古車販売店で車を売却する場合は、下取りではなく買取という形で売却を行います。買取スタッフはメーカーの専門業者ではないため、ディーラーに比べサポートの質は下がりますが、買取価格はディーラーよりも高くつくことが多いです。質よりも価格を重視する方に中古車販売店の利用をオススメします。5:車を高く売る3つのコツ
ディーラーや中古車販売店で車を売却する場合、どうせなら高い金額で車を売却をしたいですよね。そこで5章では、売却する車が少しでも高値で売れるように以下3つのコツを紹介します。- 故障している部分は修理する
- 屋内で保管してダメージを避ける
- 定期的なメンテナンスを行う
コツ①:故障している部分は修理する
車の売却を行う前に、車に故障している箇所や傷がついていないかチェックをしましょう。1つでも故障している部分があったり、傷がついていると査定額に大きな影響を与えます。修理できる箇所は修理業者に修理してもらうか、自分で治せるような小さい傷であれば自力で修理を行いましょう。コツ②:屋内で保管してダメージを避ける
車を高く売却するためには、保管方法も徹底する必要があります。駐車場は、ガレージや立体駐車場、屋外の契約駐車場など様々な場所がありますが、保管は必ず屋内でするようにしましょう。普段あまり気にしない雨や日光は車にとって大敵です。雨の影響でサビが発生したり、日光の紫外線によって塗装部分が劣化すると、買取価格がどうしても下がってしまうので保管は必ず屋内で行ってください。コツ③:定期的なメンテナンスを行う
定期的なメンテナンスも車を高く売るためには非常に重要です。先ほど挙げた雨や潮風などを浴びたら、早めに洗車をして綺麗な状態を保ちましょう。また、エンジンオイルやクーラントなどの消耗品も交換時期が決まっているので、期間内に必ず交換を行って車のパーツの劣化を防ぐことが大切です。6:高価格で売却するなら一括査定がおすすめ
ここまで見てくれたあなたに、最後に今おすすめの車を高く売る方法をお伝えします。それは一括査定サイトを利用することです。一括査定とは、複数の車買取業者から一斉に車の査定をしてもらうことで、一番高い金額を提示した業者に買取を依頼すれば、高額で買取ってもらえます。一括査定サイトはたくさんありますが、これから紹介する3つの人気業者を使えば問題ありません。


まとめ
いかがだったでしょうか?車の売却に確定申告が必要かどうかは、あなたの車の売却額や使用目的によって変わります。確定申告が必要な方は、手順・書き方をしっかりと理解した上で必要書類を準備し、申告を行いましょう。車の売却は、質と価格のどちらを重視するかでディーラーを選ぶか中古車販売店にするかを決めると良いです。売却までまだ時間があるという方は、少しでも高く売れるように修理できる部分は修理を行い、保管方法、定期的なメンテナンスなども徹底しましょう。少しでも高く車を売却したい方は、ディーラーや中古車販売店よりも高額売却が狙える一括査定サイトの中でも、紹介した人気サイトを利用すれば、さらに高額での売却が可能です。今後もカーライフを快適に送れるように車の知識をたくさんつけて、損のない行動ができるようにしていきましょう。【サイト監修者】
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