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車買取の実録記事
筆者が「埼玉県」で車一括査(カーセンサー)を活用した実際の記録です。車種別では海外での人気が高いランクルなどが上位に
最初に車種別にみていきますと、2021年のランドクルーザーが331件とワースト1の結果でした。ワースト2は前年度ワースト1のプリウスで266件、ワースト3にレクサスLXの156件とトヨタ車が上位を占めています(日本損害保険協会発表)。また3位までトヨタ車が独占しているのは、海外でも総じて人気が高いことが要因だといえるでしょう。中でもワースト1のランドクルーザーは悪路での走破性にすぐれていることから、開発途上国など海外での人気も高く、高値で売買されることが多いことなどが、販売台数が少ないのですが盗難数が多くなっている要因だとされています。 レクサスLXについては海外でもタフな高級車として、人気が高いことが盗難の多い理由になっているようで、2020年の愛知県では5台に1台の割合で盗難の被害に遭っていました。県別では千葉県が前年ワースト3からワースト1に
都道府県別でみると順位に変動も発生しています
2021年の自動車盗難を県別にみてみますと、前年は670件とワースト3の千葉県が759件とワースト1に、前年500件でワースト4の愛知県が745件でワースト2、ワースト3には前年821件でワースト1であった茨城県が633件で続いています(警察庁発表)。以下は大阪府の519件(2020年はワースト2)でワースト4、埼玉県の493件(2020年はワースト5)がワースト5と続きますが、2019年と2020年はワースト5までの順位に変動が全くなかったものの、2021年は順位が大きく入れ替わる結果となりました。 また意外なことに過去3年間を振り返っても、自動車保有台数が多い東京都や神奈川県はワースト5にも入っていませんでした。自治体も自動車盗難防止の取り組みを強化へ
このような中、愛知県では車の近くで不審な動きをする人物、ナンバープレート付近で細工をしている人物の110番通報など、自動車盗難の防止に貢献した情報に対して、従来の1万円から10万円に報奨金の額を2022年4月1日から引き上げています。<自治体の自動車盗難に対する取り組みは、今後も注目していきたいものです。自動車盗難が起きる時間帯や場所は?
ここでは2021年の自動車盗難の発生が多かった時間帯や場所などについて、紹介していきます。時間帯は深夜~朝が半数を超えています
自動車盗難発生時間帯は、2021年では深夜~朝(22時~翌9時)が55.2%と半数を超え、日中(9時~17時)の29.0%を大きく引き離しています(日本損害保険協会発表)。 このことからも、窃盗犯は人が寝静まった夜間に、犯行に及ぶケースが多いといえるでしょう。キーなしの盗難が全体の80%近くを占めています
2021年の自動車盗難によると、キーなしの盗難が3986件とキーありの1196件を大きく引き離し、全体の77%近くを占めています(警察庁発表)。昨今では、キーを抜いておけば安心だとは決していえないことが、このことからもうかがえます。場所は駐車場よりも一般住宅の車庫が多い結果となりました
2019年までは自動車盗難の発生件数は駐車場内がトップでしたが、2020年以降では一般住宅の車庫がトップとなっています。2021年では一般住宅の車庫が1907件と、駐車場内の1448件を大きく引き離しています。自動車盗難のまとめ
今回は警察庁または日本損害保険協会が調査して発表した2021年の結果をもとに、自動車盗難の近況について紹介してきました。最近の車は盗難防止装置が付いているものも多いのですが、自宅の車庫で施錠されていても深夜に盗まれるケースが増えています。特に注目したい点は、盗難が多い車種には最新の盗難防止装置が付いているにも関わらず、窃盗犯は短時間で車を盗みだしていることが多いようです。 少しでも愛車の盗難を防ぐためには、ハンドルロックなどの盗難防止用品の活用や、スマートキーを蓋がある金属缶に入れて保管するなどの自衛策が必要なのかもしれません。 最後まで記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。 【参考】自動車・二輪車盗難対策|警察庁車一括査定はとても便利だった!
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