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05/23|新型エルグランド689万円・先代比281万円高|たかまさの車×交通デイリー

たかまさニュース(車・道路交通など)
たかまさ
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16年ぶりにフルモデルチェンジする日産の新型エルグランド(E53型)。7月16日の発売を前に、全6グレードの価格帯が689.7万〜869.9万円で判明しました。先代の約408万円から実に281万円のアップです。先行受注開始の5月28日を前に、価格・装備・アルファードとの違いを整理します。

FEATURED
新型日産エルグランド(E53型)新色FUJI DAWNの斜め前方ビュー。組子モチーフのフロントグリルとシャープなヘッドライトが際立つ公式画像

2025年10月29日のジャパンモビリティショー2025で先行公開された新型エルグランド(E53型)。新色2トーン「FUJI DAWN」をまとい、日本の伝統工芸「組子」をモチーフとしたフロントグリルが特徴です。デザインコンセプトは「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」。全車に第3世代e-POWERと電動4WD「e-4ORCE」を搭載し、2026年7月16日の発売が予定されています。

出典:日産自動車ニュースルーム『大型ミニバン 新型「エルグランド」を先行公開』(2025年10月29日)

「新型エルグランドは、結局アルファードの“格下”でしょ」と思い込んでいませんか。

日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」が、約16年ぶりとなる4代目(E53型)へフルモデルチェンジします。2026年7月16日発売、先行受注は5月28日開始の予定です。発売に先立ち、複数の自動車専門メディアが販売店取材をもとに全6グレードの価格帯を報じました。それによれば、エントリーのe-POWER X が689.7万円、最上級のVIPが869.9万円。先代E52型のスタート価格約408万円と比べると、入口だけで281万円もの大幅アップです。

価格が跳ね上がった最大の理由は、パワートレインの全面刷新にあります。新型エルグランドは全車が1.5L直3ターボ(ZR15DDTe)+第3世代e-POWER+電動4WD「e-4ORCE」に統一され、ノーマルガソリン車も2WDも、もはや存在しません。日産公式の先行公開リリースによれば、国内モデル初の14.3インチ大画面ディスプレイ、BOSE 22スピーカー、高速道路ハンズオフ対応の「プロパイロット2.0」までを織り込んだ価格設定です。エントリー価格はアルファード(約510万円〜)を上回りますが、その中身は単なる値上げではありません。

本記事では、判明した全6グレードの価格と装備、先代から281万円アップした内訳、そして永遠のライバル・アルファードとのサイズと価格の比較を整理したうえで、5月28日の受注開始を前に「いま動くべきか」をFP(ファイナンシャルプランナー)の視点も交えて検証します。

ARTICLE SUMMARY
この記事の結論:281万円アップは「全部入り標準化」の対価
! たかまさの結論

新型エルグランドの689.7万〜869.9万円という価格は、先代比+281万円ながら全車e-POWER+e-4ORCE+プロパイロット2.0+専用サスを標準化した結果です。アルファードのエントリー約510万円より高く見えますが、同等装備のアルファード上位グレードと比べれば差は縮まります。5月28日の受注開始から発売まで約1.5か月。いま情報を固めておく価値は十分にあります。

── 結論を裏付ける4つの数字 ──
689.7万円 エントリーX価格

→ 最上級VIPは869.9万円。全6グレードがe-POWER+e-4ORCEの7人乗り専売で、ガソリン車・2WD設定はありません。

+281万円 先代E52比の上昇幅

→ 先代の約408万円から。第3世代e-POWERへの全面刷新と先進装備の全車標準化が価格上昇の中身です。

14.3 国内初の統合ディスプレイ

→ BOSE 22スピーカーも。映画館のような3Dサラウンドと最大64色の間接照明で、プライベートラウンジ空間を演出します。

7/16発売 先行受注は5/28

→ アルファードに全幅+45mm。全高も+40mmで、先代の「小さく見える」弱点を正面から克服しています。

この記事で分かること:判明した全6グレードの価格と装備、先代から281万円アップした内訳、アルファードとのサイズ・価格比較、そして5月28日受注開始を前にした買い判断を、FP視点で検証します。

※ 出典:日産公式ニュースルーム(先行公開リリース)・autoc-one(渡辺陽一郎氏の販売店取材)・自動車専門メディア各誌|価格は販売店取材ベース(5月28日先行受注で正式化見込み)|データを基に当サイトが独自に作成
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📌 全6グレード価格判明、689.7万〜869.9万円とe-POWER+e-4ORCE全車標準化

たかまさ
たかまさ

まずは数字を整理しましょう。エルグランドは標準系2グレードに加え、オーテック系4グレードを設定。グレードを問わずパワートレインは共通で、価格差は内外装の仕立てと装備の差です。「安いグレードが性能で見劣りする」という従来の常識が崩れています。

標準系2+オーテック系4の全6グレード構成

新型エルグランド(E53型)のグレード構成は、標準系の「e-POWER X」「e-POWER G」に、カスタマイズブランドのオーテック系「AUTECH LINE」「AUTECH LINE G-Spec」「AUTECH」「VIP」を加えた全6グレードです。販売店取材で判明した税込価格は、Xが6,897,000円、Gが7,579,000円、AUTECH LINEが7,179,700円、AUTECH LINE G-Specが7,784,700円、AUTECHが8,247,800円、最上級VIPが8,698,800円。約180万円のレンジを6段階で刻む構成です。重要なのは、どのグレードを選んでも走りの基幹部分は変わらないという点です。

GRADE MATRIX
新型エルグランド(E53)|主要4グレード比較
X G AUTECH VIP
価格(税込) 689.7万円 757.9万円 824.8万円 869.9万円
パワートレイン 全車共通:1.5L直3ターボ ZR15DDTe+第3世代e-POWER+e-4ORCE(電動4WD)
乗車定員 全車 3列7人乗り(2WD設定なし)
位置づけ 標準系
エントリー
標準系
上級
オーテック
専用内外装
最上級
VIP仕様
こんな人に 価格最優先
装備は必要十分
標準系で
快適装備重視
専用色・差別化
志向
後席最優先
送迎・VIP用途
※ 出典:autoc-one(渡辺陽一郎氏の販売店取材)・自動車専門メディア各誌|価格は販売店取材ベース(5月28日先行受注で正式化見込み)|AUTECH LINE 717.97万円・AUTECH LINE G-Spec 778.47万円は本表では割愛|データを基に当サイトが独自に作成

全車共通の第3世代e-POWERとe-4ORCE、装備一覧

日産公式の先行公開リリースによれば、新型エルグランドに搭載される第3世代e-POWERは、発電に特化した新エンジン「ZR15DDTe」(1.5L直3ターボ)と、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5部品を一体化した「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成されます。エンジンはあくまで発電専用で、駆動はモーターのみ。EVのようなリニアで静かな走りを、給油の手軽さと両立させるのがe-POWERの核心です。これに前後2モーターの電動4WD「e-4ORCE」が組み合わされ、発進・加減速・旋回での車体の揺れを抑えます。

装備面では、メーターとセンターに国内モデル初の14.3インチ大画面統合型ディスプレイを採用。映画館のような3Dサラウンドを再現するBOSE 22スピーカープレミアムサウンドシステム、最大64色の間接照明、走行シーンに応じて4輪の減衰力を変えるインテリジェントダイナミックサスペンション(6つのドライブモード)を備えます。さらに高速道路の運転を支援する「プロパイロット2.0」「プロパイロット」を搭載し、渋滞時には時速50km以下でハンズオフ走行が可能。ウインカー操作による車線変更支援機能も加わりました(いずれもナビリンク付き仕様・グレードによる)。

先代E52比+281万円、その内訳をどう見るか

先代E52型のスタート価格は約408万円(2.5Lガソリン・FF)でした。新型E53型のエントリーXは689.7万円ですから、入口だけで281万円ものアップです。一見すると強烈な値上げですが、内訳を分解すると見え方が変わります。先代の入口は2.5Lガソリン+前輪駆動という最も簡素な構成だったのに対し、新型の入口は第3世代e-POWER+電動4WD+専用サス+プロパイロット2.0という、いわば「全部入り」が標準。先代でいえば上位グレードに各種オプションを足した相当の内容が、最初から織り込まれています。価格表の数字だけを並べて「281万円高い」と断じるのは早計で、装備水準をそろえて比べる視点が欠かせません。

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📌 アルファードとのサイズ・価格比較と、5月28日受注前の買い判断

たかまさ
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気になるのはやはりアルファードとの比較ですね。エントリー価格だけ見るとエルグランドが高いのですが、ボディサイズと標準装備をそろえて比べると話は別です。価格表の入口だけで判断しないことが、後悔しない選び方の第一歩です。

新型日産エルグランド(E53型)の前席キャビン。14.3インチ大画面統合型ディスプレイを中心としたモダンなインストルメントパネルの公式画像

新型エルグランドの前席キャビン。国内モデル初の14.3インチ大画面統合型インターフェースディスプレイを中央に配し、幅広で高いセンターコンソールと木目調パネルで「プライベートラウンジ」のような上質空間を表現しています。木目調パネルと一体のシームレスな静電式スイッチ、最大64色の間接照明も備えます。

出典:日産自動車ニュースルーム『大型ミニバン 新型「エルグランド」を先行公開』(2025年10月29日)

サイズはアルファード超え、価格は入口で上回る

新型エルグランドのボディサイズは全長4,995mm×全幅1,895mm×全高1,975mm(ホイールベース3,000mm)。先代E52型(全長4,965×全幅1,850×全高1,815mm)から全方向で拡大し、とくに全高は160mmも引き上げられました。ライバルのアルファードと比べても全幅で+45mm、全高で+40mmと上回り、先代で指摘された「アルファードより小さく見える」という弱点を正面から克服しています。一方の価格は、アルファードのエントリーが約510万円なのに対し、エルグランドのエントリーXは689.7万円。入口の数字ではエルグランドが約180万円高い計算です。ただし、この差は装備とパワートレインの前提が異なることを忘れてはいけません。

DATA CHART
エントリー価格比較|先代・新型・アルファード
先代エルグランドE52(2.5L・FF) 約408万円
ガソリン入口
アルファード(参考・現行エントリー) 約510万円
ライバル入口
新型エルグランドE53 X(e-POWER+4WD) 689.7万円
全部入り標準化の入口
新型エルグランドE53 VIP(最上級) 869.9万円
VIP仕様の頂点

FP視点での読み解き:入口の数字だけ見ると新型はアルファードより約180万円高く映ります。しかし新型エルグランドの入口は「e-POWER+電動4WD+プロパイロット2.0+専用サス」が全車標準。これらをアルファードでオプションや上位グレードでそろえると価格差は大きく縮まります。「絶対額の高さ」と「装備をそろえた実質差」を分けて考えることが、後悔しない判断の起点になります。

※ 出典:autoc-one(渡辺陽一郎氏の販売店取材)・日産公式ニュースルーム・各社公表価格|アルファード価格は現行モデルの参考エントリー価格|棒グラフの長さはVIP 869.9万円を100%とした相対表示|データを基に当サイトが独自に作成

5月28日受注開始、7月16日発売というタイミング

スケジュールは、5月28日に先行受注を開始し、7月16日に発売という流れが予定されています。受注開始から発売まで約1.5か月。人気のフラッグシップミニバンは、初期受注分が読めない段階で生産枠が埋まりやすく、納期が長期化する傾向があります。先に発売されたランクルFJやアルファードの例を踏まえれば、確実に早期納車を狙うなら受注開始直後の動きが有利に働く可能性は高いでしょう。一方で、価格は現時点で販売店取材ベースの数字であり、正式な価格・装備の確定は受注開始の5月28日前後となる見込みです。最終判断は、公式発表で全グレードの装備差を確認してからでも遅くありません。あわてて入口グレードに飛びつくより、自分の使い方に合うグレードを冷静に見極める時間を確保したいところです。

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📌 たかまさはこう見ている

たかまさ
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私はこれまで11台を乗り継いできましたが、価格表の数字に驚いて思考停止するのが一番もったいない。新型エルグランドの価格は「何が標準で入っているか」を読み解いて初めて評価できます。

新型エルグランドの689.7万円という入口価格は、確かに先代から281万円も上がりました。けれど、その上昇分の正体は「グレードを問わず第3世代e-POWERと電動4WDをそろえ、プロパイロット2.0と専用サスまで標準化する」という商品設計の転換です。安いグレードほど装備で我慢を強いられる従来のミニバンの常識を、エルグランドは捨てました。これは「迷ったら下から選んでも基幹性能は同じ」という、買い手にとってわかりやすい構造でもあります。

アルファードとの比較も、入口の数字だけを並べると本質を見失います。サイズではすでにアルファードを上回り、装備をそろえた実質差で見れば、エルグランドが割高とは一概に言えません。送迎・後席重視ならVIP、自分で運転して家族と乗るなら標準系X・Gと、用途で選ぶ軸が明確なのも好印象です。

最後にFP視点で一点だけ。フラッグシップミニバンは、購入価格の高さだけでなく、数年後のリセールバリューまで含めた「保有コスト全体」で評価すべき買い物です。エルグランドは長年アルファードにリセールで水をあけられてきましたが、e-POWER全車標準化と装備の刷新が中古市場での評価をどう変えるかは、これからの数年で答えが出ます。16年ぶりの全面刷新が、価格表の数字を超えて「日本の高級ミニバンは一強でいいのか」という問いを市場に投げかけたこと自体に、私はこの一台の意義を見ています。

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🔍 この記事のファクトチェックについて

FACT CHECK
この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年5月|出典:日産公式ニュースルーム・自動車専門メディア
本記事の主要事実は、日産自動車公式ニュースルームのプレスリリースを一次情報源とし、価格・グレード構成については渡辺陽一郎氏の販売店取材(autoc-one)および自動車専門メディア各誌を参照しています。以下は確認した個別項目です。
✅ 確認済み項目
✅ 確認済み|全車パワートレイン(第3世代e-POWER+e-4ORCE)

発電特化型エンジンZR15DDTe(1.5L直3ターボ)と5-in-1 e-POWERパワートレインユニット、電動4WD「e-4ORCE」を全車に搭載。日産自動車ニュースルーム(2025年10月29日)で公式確認できます。

✅ 確認済み|装備(14.3型ディスプレイ・BOSE 22・プロパイロット2.0)

国内モデル初の14.3インチ大画面統合型ディスプレイ、BOSE 22スピーカー、最大64色間接照明、インテリジェントダイナミックサスペンション、渋滞時50km/h以下ハンズオフ対応のプロパイロット2.0を搭載。日産公式先行公開リリース(2025年10月29日)に記載があります。

✅ 確認済み|ボディサイズとデザインコンセプト

デザインコンセプトは「The private MAGLEV」、新色2トーン「FUJI DAWN」「至極」、組子モチーフのフロントグリルを採用。ボディサイズ拡大によりアルファードに対し全幅+45mm・全高+40mmと報じられています。コンセプトと意匠は日産公式リリース(2025年10月29日)で確認しました。

✅ 確認済み|発売7月16日・先行受注5月28日予定

2025年10月のジャパンモビリティショー2025で先行公開、2026年夏発売を日産が予告。発売日7月16日・先行受注開始5月28日はCreative Trend(2026年5月)等の複数メディアが報じています。

⚠ 要確認項目
⚠ 要確認|全6グレードの価格(689.7万〜869.9万円)

本記事の価格(X 6,897,000円〜VIP 8,698,800円)は、autoc-one(渡辺陽一郎氏の販売店取材)および最新自動車情報(car-repo.jp)が報じた販売店取材ベースの数値です。日産による正式な価格公表は5月28日の先行受注開始前後となる見込みのため、確定値で差し替えが必要です。

⚠ 要確認|アルファードとの価格差・先代比+281万円

アルファードのエントリー約510万円は現行モデルの参考価格、先代E52エントリー約408万円も既販売時の価格です。装備・年式・グレードの前提が異なるため、両者との価格差は単純比較ではなく装備水準をそろえた実質比較で評価する必要があります。WLTC燃費(16〜20km/L想定)も正式公表値での確認が必要です。

📚 参照した公式情報源
📷 画像出典
本記事に掲載した車両画像は、すべて日産自動車ニュースルーム(https://global.nissannews.com/)の公式プレスリリース画像から引用しています。ヒーロー画像・内装画像はいずれも2025年10月29日の『大型ミニバン 新型「エルグランド」を先行公開』リリースに掲載された公式画像です。引用は著作権法第32条に基づき、報道目的での適正な範囲内で実施しています。
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