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10/13|中古車ローン0.25%上げ1.3万・借入先で26万差|たかまさの中古車情報

たかまさの中古車情報
たかまさ
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11月2日の短プラ引き上げで、銀行のマイカーローンがまた上がります。ただ中古車購入で200万円を5年借りた場合、負担増は約1.3万円。借入先の選び方ひとつで動く26万円のほうが、はるかに大きな差です。

「日銀が利上げしたから、クルマのローンは急いで組まないと損をする」。そう思い込んでいませんか。

日本銀行は2026年9月18日、政策金利を1.25%程度へ引き上げました。同日、三菱UFJ銀行は短期プライムレートを年2.375%から2.625%へ上げると発表し、改定日は11月2日です。常陽銀行もこれを受け、11月2日からマイカーローンの新規借入金利を0.25%上げると告知しています。ところが200万円を60回払いで借りるケースで試算すると、0.25%上げによる利息の増加は1万3,357円にとどまります。

一方、同じ200万円を販売店経由の信販ローン(年8.0%と仮定)で借りるか、銀行のマイカーローン(年3.25%)で借りるかで、5年間の総利息は26万3,567円も違います。利上げの影響の約20倍が、「いつ借りるか」ではなく「どこで借りるか」で決まる計算です。

この記事では、日銀の利上げが中古車ローン金利へ届く経路と時期、11月2日を前にした駆け込みの損得、借入先別と現金一括を含めた総支払額を整理し、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から購入資金の組み方を検証します。

この記事の要点
この記事の結論:利上げより「借入先」が26万円を分ける
! たかまさの結論

11月2日の短プラ引き上げで銀行のマイカーローン金利は0.25%上がりますが、200万円・60回払いでの負担増は1万3,357円です。販売店ローン(年8.0%想定)と銀行ローン(年3.25%)の総利息差26万3,567円は、その約20倍。中古車を買うときに先に考えるべきは、借りる時期より借りる先です。

── 結論を裏付ける4つの数字 ──
2.625% 11月2日からの短プラ

→ 1年足らずで3回目の引き上げ。三菱UFJ銀行の短プラは2026年2月以降、1.875%から計0.75ポイント上がります。

1.3万円 0.25%上げの負担増

→ 200万円・60回で年3.00%→3.25%。総利息は15万6,243円から16万9,600円へ、差は1万3,357円です。

26.4万円 借入先による総利息差

→ 年8.0%と年3.25%の比較。0.25%利上げの影響の約20倍が、借入先の選択で動きます。

0.50% 11月2日からの普通預金金利

→ ローン金利との差は依然大きい。預金を残して借りるより、余裕資金で一括払いするほうが約15万円有利です。

この記事で分かること:日銀の利上げが中古車ローン金利に届く経路と時期、0.25%上げの実額、変動型では駆け込みが効きにくい理由、販売店ローン・銀行ローン・現金一括の総支払額の比較、そして購入資金の判断軸まで検証します。

※ 出典:日本銀行・三菱UFJ銀行(2026年9月18日公表)、常陽銀行、GAZOO(2026年2月)の公表情報を基に試算|データを基に当サイトが独自に作成
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📌 11月2日に短プラ2.625%へ、中古車ローン「0.25%上げ」の実額は1万3,357円

たかまさ
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利上げの報道は住宅ローン一色ですが、マイカーローンも同じ短プラの上に乗っています。ただ借入額は住宅の数十分の一で、期間も5年前後。同じ0.25%でも、家計への重みはまったく違います。

日銀1.25%から短プラ2.625%へ、マイカーローンに届くまでの経路

日本銀行は9月18日の金融政策決定会合で、無担保コールレート(オーバーナイト物)を1.25%程度で推移するよう促す方針を賛成7・反対2で決め、9月24日から適用しました。これを受けて三菱UFJ銀行は同日、短期プライムレート(短プラ)を年2.375%から2.625%へ引き上げると発表しています。改定日は11月2日(月)です。短プラは銀行が優良企業向けの短期貸出に使う最優遇金利で、変動型の目的別ローンの基準金利と連動させている銀行が少なくありません。

三菱UFJ銀行の短プラは、2026年2月2日に1.875%から2.125%へ、8月3日に2.375%へ、そして11月2日に2.625%へと、1年足らずで3回・計0.75ポイント上がります。地方銀行でも動きが出ており、常陽銀行はマイカーローンの金利一覧ページで、短プラの引き上げを理由に11月2日から新規借入の金利を0.25%上げると告知しました。日銀の決定から店頭のローン金利まで、およそ6週間で波が届く構図です。

三菱UFJ銀行の短期プライムレート推移
各改定日時点・年率。2026年2月以降の1年足らずで3回引き上げ
1.875%
2.125%
2.375%
2.625%
2026年1月まで
2026年2月2日
2026年8月3日
2026年11月2日

棒の高さは金利水準の比。11月2日の2.625%は9月18日の日銀利上げ(政策金利1.25%程度)を受けた改定で、同行は普通預金金利も同日に年0.40%から0.50%へ引き上げます。

※ 出典:三菱UFJ銀行ニュースリリース(2025年12月19日・2026年6月16日・2026年9月18日)|データを基に当サイトが独自に作成

200万円・60回で試算すると、0.25%上げの負担増は1万3,357円

中古車購入でよくある借入額として、200万円を5年(60回)の元利均等・ボーナス払いなしで借りるケースを試算します。年3.00%なら月々3万5,937円、総利息は15万6,243円。0.25%上がって年3.25%になると月々3万6,160円、総利息は16万9,600円です。差は月々223円、5年間で1万3,357円。見出しから受ける印象ほどの金額ではありません。

住宅ローンで同じ0.25%上げが大きく報じられるのは、借入額が数千万円単位で、返済期間も35年と長いからです。200万円・5年の中古車ローンは元本も期間も桁違いに小さく、利上げ幅がそのまま家計を揺らす構造にはなっていません。金利の「上げ幅」より、そもそもの「金利水準」がどこにあるかのほうが、総支払額を大きく左右します。

借入200万円・60回払いの金利別返済額
元利均等・ボーナス払いなし・手数料等を除く当サイト試算
想定 年率 月々 総利息
三菱UFJ・下限 2.375% 3万5,385円 12万3,076円
銀行・改定前(例) 3.00% 3万5,937円 15万6,243円
銀行・改定後(例) 3.25% 3万6,160円 16万9,600円
三菱UFJ・上限 3.50% 3万6,383円 18万3,009円
販売店ローン(想定) 8.00% 4万0,553円 43万3,167円
販売店ローン(上限寄り) 9.00% 4万1,517円 49万1,003円

※ 赤字=11月2日の0.25%上げで動く部分。差は1万3,357円で、販売店ローンとの差(26万3,567円)の約20分の1です

※ 出典:三菱UFJ銀行マイカーローン金利(2026年10月1日現在)・GAZOO(2026年2月)の金利水準を基に試算|データを基に当サイトが独自に作成

三菱UFJは4年で下限0.875ポイント上昇、変動型は駆け込みの効果が数千円

三菱UFJ銀行の公式サイトによれば、同行のマイカーローン金利は2026年10月1日現在で年2.375%〜3.50%(変動金利・保証料込)です。ガリバーを運営するIDOMの解説記事が2022年12月1日時点として掲げた同行の金利は年1.50%〜2.45%でしたから、下限で0.875ポイント、上限で1.05ポイント上がった計算になります。200万円・60回なら、下限金利同士の比較で総利息は約7.7万円から約12.3万円へ、4年で4.6万円増えました。

ここで見落とされがちなのが、銀行のマイカーローンの多くが変動金利だという点です。三菱UFJ銀行の金利説明では、目的別ローンの変動金利は短プラに連動する基準金利をもとに年2回見直され、すでに借りている人の金利にも反映されます。つまり11月2日より前に借りても、変動型なら次の見直しで新しい金利に追いつかれます。仮に旧金利の3.00%が8カ月続いた後に3.25%へ上がるとすれば、最初から3.25%で借りた場合との差は約3,300円。駆け込みで得られるのは数千円程度です。

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📌 借入先の差は26万円、利上げの約20倍効く「どこで借りるか」と現金一括の損得

たかまさ
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販売店で「ローンも一緒にどうぞ」と言われると、金利を確かめずにサインしがちです。年8%と年3.25%の差は、200万円・5年で26万円。中古車1台分の諸費用が丸ごと消えるほどの金額です。

200万円の中古車を買うときの「金利コスト」比較
60回・元利均等の総利息。現金一括は預金を残して借りた場合に得られる利息(税引後)を逸失額として計上
販売店ローン(年9.00%)49万1,003円
販売店ローン(年8.00%)43万3,167円
銀行ローン・変動(3.25%から毎年+0.5pt)20万2,611円
銀行ローン(年3.25%)16万9,600円
現金一括(預金0.50%の逸失利息)約1万8,600円

棒の長さは年9.00%の総利息を100とした比。変動シナリオは1年ごとに残りの期間で返済額を再計算した簡易試算です。預金利息は残高を返済に取り崩す想定で、税率20.315%を控除しています。

※ 出典:GAZOO(2026年2月)・三菱UFJ銀行(2026年9月18日・10月1日時点)の金利水準を基に試算|データを基に当サイトが独自に作成

販売店ローン年3.5〜9%前後と銀行1〜4%台、固定と変動の違い

トヨタのクルマ情報サイトGAZOOが2026年2月に掲載した中古車ローンの解説によれば、銀行系ローンの金利は年1%台〜4%台前後、信販会社・ディーラーローンは年3.5%〜9%前後が一般的な水準です。同記事は、中古車ローンでは固定金利が主流で、返済期間は3年〜7年が多いとしています。銀行と販売店の金利水準の開きは最大で5ポイント前後あり、11月2日の0.25ポイントとは桁が違います。

販売店ローンの金利を年8.0%と置くと、200万円・60回の総利息は43万3,167円。銀行マイカーローンの年3.25%なら16万9,600円で、差は26万3,567円、0.25%利上げの影響(1万3,357円)の約20倍です。年9.0%なら差は32万1,402円まで広がります。カウントダウンで並べると、販売店ローン43.3万円、銀行ローン17.0万円、11月1日までの銀行ローン15.6万円、現金一括の逸失利息1.9万円。同じ200万円の中古車でも、払い方だけで金利コストはここまで変わります。

変動の上昇リスクを引き算しても、銀行ローンの優位は崩れない

公平を期すため、銀行の変動金利が上がり続けるケースも試算しました。年3.25%で借り、その後毎年0.5ポイントずつ上がって5年目に5.25%へ達する厳しめのシナリオでも、総利息は20万2,611円。毎年0.25ポイントずつの上昇なら18万6,046円です。固定年8.0%の43万3,167円に届くには、5年間の平均金利が年8%近くまで上がる必要があり、短プラが1年足らずで0.75ポイント上がった今のペースが続いても届かない水準です。

もちろん販売店ローンにも利点はあります。審査から契約までが早く、納車と同時に手続きが完結し、銀行の審査に通りにくい人でも組める場合があります。また変動型の銀行ローンは、5年間の返済総額が確定しないという不確実性を抱えます。金利差の26万円を「手間代と安心代」として払う価値があるかどうか、契約前に一度は数字で比べてから決めるべきです。

手元資金がある場合はどうでしょう。三菱UFJ銀行などは11月2日から普通預金金利を年0.40%から0.50%へ上げます。200万円を預金に残したまま銀行ローン(年3.25%)を組み、返済に取り崩していく場合、5年間で受け取れる預金利息は税引後でおよそ1万8,600円。差し引き約15万円、余裕資金での一括払いのほうが有利です。ただし購入で手元資金を使い切り、急な出費でより高い金利の借入に頼ることになれば本末転倒です。生活費の半年分程度は別枠で残し、それを超える部分を頭金や一括払いに回す。この順番が金利上昇局面の基本になります。

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📌 たかまさはこう見ている

たかまさ
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11回の買い替えでは、ローンを組んだ回も一括で払った回もありました。振り返ると、金利の時期を読んだ回より、借入先を比べた回のほうが確実に手元にお金が残っています。

金利のある世界が戻ってきました。日銀は9月に政策金利を1.25%程度へ上げ、三菱UFJ銀行の短プラは1年足らずで0.75ポイント上がります。報道の関心は住宅ローンと預金金利に集中していますが、中古車を買う人にとっての論点は少し違います。住宅ローンは借入額が大きく期間も長いため、「上げ幅」がそのまま家計を直撃します。一方で中古車ローンは、借入額が小さく期間も短い代わりに、借入先によって金利水準が最大5ポイント前後も違うという、住宅ローンにはない構造を抱えています。金利上昇局面で効くのは上げ幅への反応ではなく、この水準差の見極めです。

FPとして総支払額で見ると、優先順位ははっきりしています。第一に、販売店の見積書でローンの実質年率と総支払額を必ず書面で確認すること。第二に、銀行のマイカーローンの事前審査を並行して申し込み、同じ借入額・回数で総利息を比べること。第三に、生活防衛資金を除いた余裕資金があるなら、頭金を厚くするか一括払いに回すことです。11月2日前の駆け込みは、固定金利型の銀行ローンなら意味がありますが、変動型なら効果は数千円にとどまります。焦って販売店ローンに飛びつき、駆け込みで得る数千円の何十倍もの金利差を払ってしまうのが、最も避けたい失敗です。

私自身、若いころは販売店で勧められるままにローンを組み、後から金利を見て驚いたことがあります。クルマ選びには何週間もかけるのに、総額で数十万円を左右するローン選びは数分で決めてしまう。この時間配分の逆転こそが、中古車購入で最も多い損の正体だと私は見ています。これから中古車を買う方は、車両の値引き交渉と同じ熱量で、ローンの金利を比べてください。金利の上げ幅は日銀が決めますが、払う利息の大半を決めるのは、契約書にサインするあなた自身です。

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🔍 この記事のファクトチェックについて

📋 ファクトチェック・レポート
確認日:2026年10月13日/確認者:たかまさ(編集部)

本記事の主要な事実・数値について、一次情報源(日本銀行・三菱UFJ銀行・常陽銀行の公表資料等)との突合をおこないました。返済額・総利息は当サイトの試算であり、前提条件に依存する数値は「要確認」として注意喚起しています。

✅ 確認済み

日銀の利上げ:日本銀行は2026年9月18日の金融政策決定会合で、無担保コールレート(オーバーナイト物)を1.25%程度で推移するよう促す方針を賛成7・反対2で決定し、翌営業日の9月24日から適用。日本銀行の公表資料で確認。

✅ 確認済み

短期プライムレートと普通預金金利:三菱UFJ銀行の短プラは2026年2月2日に1.875%→2.125%、8月3日に2.375%、11月2日に2.625%へ改定(2025年12月19日・2026年6月16日・9月18日の各リリース)。普通預金金利は11月2日に年0.40%→0.50%。同行ニュースリリースで確認。

✅ 確認済み

銀行マイカーローンの金利と見直し:三菱UFJ銀行のマイカーローン金利は年2.375%〜3.50%(変動金利・保証料込・2026年10月1日現在)。目的別ローンの変動金利は短プラ連動の基準金利をもとに年2回見直され、既存の借入にも反映される仕組み。常陽銀行は短プラ引き上げにより11月2日から新規借入金利を0.25%引き上げると告知。両行の公式サイトで確認。

✅ 確認済み

借入先別の金利水準:銀行系ローンは年1%台〜4%台前後、信販会社・ディーラーローンは年3.5%〜9%前後が一般的で、中古車ローンは固定金利が主流、返済期間は3年〜7年が多いことを、GAZOOの中古車ローン解説記事(2026年2月24日掲載)で確認。

⚠ 要確認

試算の前提:返済額・総利息は借入200万円・60回・元利均等・ボーナス払いなし・事務手数料等を除いた当サイトの試算です。販売店ローン年8.0%・9.0%は一般的な水準から置いた仮定値で、実際の実質年率は販売店・信販会社・審査結果により異なります。変動シナリオは1年ごとに再計算する簡易計算、預金利息は税率20.315%控除後の概算です。

⚠ 要確認

金利の適用時期・過去金利:ローン金利は申込日ではなく借入(実行)日時点のものが適用されるのが一般的で、変動金利の見直し時期・反映方法は銀行と商品ごとに異なります。駆け込み効果「約3,300円」は旧金利が8カ月続くと仮定した概算です。三菱UFJ銀行の2022年の金利(年1.50%〜2.45%)は、IDOM運営の解説記事に2022年12月1日確認時点として掲載された値です。他行の改定有無・時期は各行の告知をご確認ください。

📚 参照した公式・一次情報源
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